基準周波数( 10MHz )の安定対策
TS-830S
現状把握
VFOのドリフトは安定化装置で根絶しました。
TS-830Sの周波数はVFOと10MHzの基準周波数のPLLで構成されます。
昔のリグですから現在の高級機のようにTCXOが基準に入っているわけでなく、10MHz発振回路は基板上にむき出しの水晶発振子 で構成されています。
対策
@OCXOの採用
PLL基板上の発振回路は電源オンから筐体全体が温まらないと周波数が安定しません。
いろいろの素子を検討したしました。 秋月電商の12.8MHzのTCXOを最初に入手してテストをしました。
200円と最高のコストパフォマンスで決定と思いテストをいたしました。
しかし電源を入れて軽くドライヤーで炙ると動く動く、温度特性は±3ppm -20〜+60℃ なので12.8Hz×2で25.6Hzが規格です

これでは、つまらないのでOCXO(恒温槽によって水晶発振器又は水晶振動子の温度を一定に保ち、動作させる水晶発振器。精度10−8乗)を採用することにしました。 私は仕事でクオーツテスターの修理をしておりクオーツテスターの基準発振器とし4.320MHzのOCXOを使用しております。 ジャンクの機器から2本のOCXOを取り出しました。
そして内部の水晶発振子を10MHzに交換しました。
OCXOの内部はグラスウールの断熱材で覆われておりヒーターで中央部にある水晶発振子を温度管理します。
常に一定の温度に保たれた水晶は安定した周波数を発振いたします。
数日かけてドリフト温度特性を温度補償コンデンサーで良くしました。
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