インターフェア対策
インターフェア
 インターフェアの出現によりオンエアに対する恐怖感がでて、アクティビティが悪化するのはよくあることと感じます。
今回、1KW変更検査をすることにより正面からインターフェアに取り組むことになりました。
コモンモード・デジタルRF電流計
現代のRIGはおかしな運用をしない限り高調波による障害は少ない。 近年解明されたコモンモードによるインターフェア対策がTVI等の画期的対策方法となった。
このJF1DMQ 山村英穂氏 発明の「デジタルRF電流計の製作」によりアマチュア無線のインターフェアがやっと科学になったのではないかと思います。
コモンモードによるインターフェアが数字として捉えられるようになったのです。
これは「発明」といっても過言ではないと思います。

それ以前はデータもなく各種のフイルタを闇雲に取り付け結果的に対策が取れたとしても実際にどの対策が効果をあらわしたのか判らないとても非科学的な状態でした。
結局アマチュア局は自分の出す電波に自信がもてず
こそこそとオンエアしインターフェアの申告があると
対策ができないので運用停止に追い込まれていたのですね! 
 JF1DMQ 山村英穂氏に感謝!
自宅でのインターフェア
 画像のように同軸ケーブル・電源ケーブル・その他マイク・周辺機器にコモンモード対策をしました。
各バンドでフルパワーで送信をし、シャック内にSONYの10型トリニトロンTV(KV-10PR1)を持ち込み、
居間のTOSHIBA 32D2500 のインターフェアの対策を開始した。

14MHzで障害
当初は14MHz以外の周波数では障害は見つからず、まずは14MHzに絞って対策をすることとなった。
TOSHIBAに現れた症状は14MHzのSSBのピークで画像が乱れる、又強い時には 色の反転がみられたが、送信機側の正常動作を開始したことにより解決したと思っていた。

 受信側コモンモード対策
 どうしても発生してしまうコモンモードによる障害に対策を開始した。
まずは、送信側をALC 又リニアのグリッド電流の制御等で正常動作させた
 以前より居間のTOSHIBA TVには棒状コアによる対策はとってあったが、新フイルターを装着、
同時にAV系統からの侵入に、コア FT140 #43にケーブルを巻き込んで対策し、正常動作になりました。
AVAMP系統から直接TVに飛び込んだのではないかと推測します。





 10MHzでの障害
ご近所の障害を調査後「障害なし」に、安心して落成検査にむけて「送信装置出力試験」をしておりまして 10MHz で試験電波を発射したところ、家内から「居間のTVが見えなくなった!」と言われ驚いてチェックすると画像の同期が乱れるほどの最悪インターフェアでした。

RF電流計でチェックをいれましたら、0.5Vと計測し異常な最大値を示しました。コアをTVケーブルの引き込みからTVの間に数箇所に挿入しなんとか25mv程度に抑えることに成功したのですが、なんとなんと障害に変化なし・・・・・。
それではとTV自体のインターフェアに対する対応能力を疑い、テレビの裏パネルのDVDホームシアターセットからのAVケーブルを抜きましたらインターフェアが無くなりました。
この TOSHIBA 32D2500 というTVはテレビを見ているだけで使用していれば0.5Vというような過大な目的外電波には最強とも思える性能ですが、AV端子を使用するととても現代のTVかとも思えないような映像同期がくずれるほどインターフェアに弱点を持ったテレビのようです。

(TV自体はとても気に入っております、ブラウン管のハイビジョンテレビですが、液晶やプラズマよりズット良い画像を見せてくれております。 東芝のテレビは裏側にビックリするほでのインターフェースをそろえています。今回のインターフェアはその利点が逆目にでてしまったようです。)

(画像 前がAVケーブルの対策 奥が アンテナへのフイルタ )
 ご近所のインターフェア対策

TV用コモンモードフイルタ 事前に配る。 ( コスト@約800円 )
  事前にTV用コモンモードフイルタを12軒の皆さんにご理解いただいてのTVに合計15個に装着させていただきまし  た。
  もちろん、インターフェアについてのチラシとJARLのインターフェアのパンフレットもお持ちし理解を深める努力をしました。
  これにより、インターフェアがでる可能性が著しく少なくなりますし、これは約12,000円の経費ですが大変な保険になったと  思います。
  このご近所訪問で久々に皆さんとお話ができ良いコミュニケーションもできました。
  ご近所の皆さん! ありがとうございました。
 TV用コモンモードフイルタ装着お願いチラシ

インターフェア調査票の配布
 総合通信管理局からのフォーマットによる インターフェア調査票 をお持ちし 2日間に渡り時間をお知らせしフルパワーで の「試験電波を発射し状態を記入していただきました。
 試験電波での障害調査でのお願いチラシ
TV用コモンモードフイルタ
 14MHz TL-922 1500W入力時
測定TV SONYの10型トリニトロンTV(KV-10PR1

VHFアンテナ入力コネクタ付近で計測
デジタルRF電流計
測定値
対策FILTERなし 122mV
@バーアンテナ用フェライトコア
1.5D2V 13ターン
 21mV
AFT241 #43
1.5D2V 15ターン
 1.3mV
BFT140 #43
1.5D2V 10ターン
 6.4mV
CFT140 #43
1.5D2V 16ターン
 0.8mV
(未対策の0.6%の数値)
このテストによりご近所にお配りするテレビ用のフイルタはCでたくさん作ることになりました。
コア+TV用オス+メスコネクタ に1.5D2Vを105cm巻く
 バーアンテナ用フェライトコアの功罪

 CQ誌等の記事で以前からインターフェア対策としてフェライトバーによる対策が行われていました。
私の14MHzでのテストによるとFT241を使用した場合の25%程度の効果しかありません!
確かに秋葉原等では1本100円程度で販売されコスト的には良いのですが良い結果を求めるならば
フェライト・バーは使用しないほうが良さそうです。(LOW BANDでは一定の効果があるかもしれません)

ウエブで堀場啓二氏によるフェライトバーアンテナにおけるデータがあります。
私のテストしたフェライトバーにはカラー表示があり橙色(最適周波数は0.2〜2MHz用とあります)
送信機&リニアアンプ対策
・正常動作を把握する
 エキサイタ・リニアの取り扱い説明書を精読したことにより、リニアへのオーバードライブが判明した。
 ピークで80W程度で充分リニアをフルスイング動作させることがわかりエキサイタの出力を制限した。

 ・送信側コモンモード対策
 以前よりコモンモード対策は積極的に対策はしてありましたが今回はリニアアンプのコモンモード対策をおこなった。
 そして、シャックのSONYの10型ではコモンモードフイルタを入れず未対策の状態で常にインターフェアを監視する。
コモンモード対策はすべてのコードに
コアを挿入しました。
コモンモードの対策は画像のようにフェライトコアのお化けのようになりました。
拡大画像

スプリアス対策
 
僅かに残留している14MHzの7倍高調波の対策をしました。

ABFは( Absorptive Filter  CQ出版 アンテナ調整ハンブック P141 参照 )帯域外の不要波をダミーで食わせるフイルタです。
不要波がさ迷うことなく消費されます。
IC-R100アイコムの受信機で100MHzのスプリアスを受信し、リニア周辺をチェックしました。

ALCとスタンバイのケーブルを手で触ると電界強度が変化・・普通の平行線ケーブルを使用しており交換。

コモンモード用クランプタイプコアをスパーク電波工業から30個購入して各所に挿入しました。

前はラジオ用のフェライトバーを多用しておりましたが、全部をFT140 #43 と コモンモード用クランプタイプコアに交換しました。

 フイルターの異常
シャックのSONYのTV 2ch に14MHz帯で2ch(約100MHz  7倍高調波) のビート障害がでました。
1KWでかすかな縞模様が発生しました。
ダミーロードに切り替えたのですが、まだ発生。
各所をチェックし始めて、エキサイターからのLPF(昔購入した DAIWA FD-30M )を外すとなんと障害がありません、LPFの不良かなと思いまず、分解・・・・・・・。
そして入力側の直列LCを見て、ビックリ! ハンダが外れていました。
そして 出力側コネクタもハンダが外れていました、接触不良時にスプリアスがでた可能性大です。
ハンダは機械的接続を期待してはいけません。
しっかり「絡げて機械的に接続してからハンダ付けです」
M形コネクタには同軸コネクタが接続されますから、このハンダ付けの部分は必ず動くんですね、大分昔のメーカーですが使ってらっしゃる方はチェツクしてください。
ケースはネジ留めですから、簡単に修理が可能です

 オートマチック・アンテナ・セレクタ
 オートマチック・アンテナ・セレクタ
Logger32のDXスポットをクリックしますと、FT-1021Xがその周波数・モードにセットされ、6本のアンテナも自動的に切り替わります。
これは、上記の同軸切替器を廃止して FT-1021Xと結んでオートマチックで6本のアンテナを自動的に切り替えます。
RIGのFT-1021X からBAND-DATAが出力され、インターフェイスを介して、OMRONのパワーリレー G4F-11123T 24Vで6本のアンテナを切り替えております。(リレーは JA6TAY 筑豊ハムセンターさん 推薦品 TNX JA6TAY )


インターフェイス は BAND-DATA を  SN-7442’(BCD-DECIMAL)でデコードし、9BANDをマトリックスし6回路のリレードライブをしております。
100MHz 1/4λ(1/4λ× 0.66 =75cm オープン ) の
同軸フイルタです。この同軸フイルタけっこう効きます。
これまでは Logger32 でRIG はコントロールできたのですが、アンテナは手動セレクターで切り替えておりました。

このセレクタとても便利です、そしてリニアを接続しますので、誤接続によるアンテナやバランの焼損を完全に防ぎます。
残念なのは、リニアがTL-922なので手動で設定しなければいけないことです。
製作後、3.8MHzの1KWフルパワーでバタツキが発生したので対策としてリレーへ並列にセラミックコンデンサーを増設し、コントロールワイヤーにもコアによるフイルタを挿入しました。
このセレクタによるSWRの悪化は問題ないレベルです。
2階建てのコントローラはFT-1021Xの, BAND-DATA を  SN-7442 (BCD-DECIMAL)でデコードし、WARC-BANDやデュアルバンドはSN7427とSN7404でマトリックスをして6回路のリレードライブをしております。
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